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by putti-0212
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アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン

I COME WITH THE RAIN  2009 フランス
 
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ジョシュ・ハートネット、木村拓哉、トラン・ヌー・イェン・ケー、ビョンホン・リー

殺人犯を射殺し精神を病んだ刑事クラインは二年後、ロスで探偵をしている。
クラインはフィリピンで消息を絶った息子シタオを捜してくれと依頼を受ける。
シタオを捜してフィリピンから香港へ飛んだ。
香港で刑事時代の仲間メンジーに情報を求める。
メンジーは香港マフィアのドンポと抗争中だった。


あらすじを簡単に書いたらなんだか陳腐な映画のようになったが、
これは私のハショリ?方が雑なだけで本当はこんな単純じゃない。
クラインが殺した殺人犯は人を生きたまま彫刻する狂った芸術家だし、
クラインもこの芸術家に同化し普通ではない。
今もなお、幻影にとりつかれている。
シタオにいたっては人の傷を治せる現代のキリスト。
なんとも難しげな映画だ。

でも、実際の鑑賞後に意味がわからない。という感覚はない。
決して後味も悪くない。
それはどうしてか?
そんなことを考えながら本日2度目の鑑賞を終えた...

「イエスの苦悶は終末まで続く-」

私はキリスト教徒ではない。
イエスの話を知らない。
十字架にはりつけられたイエスがわからない。

だから、失礼なことや無理解なことが多いのかもしれない。

ただ、誰しも心に神を持ち生きているとすれば、
それにすがり、救いを求めるのかもしれない。

シタオが傷ついた人を自分の身体を犠牲にして救う、
ドンポの痛みを理解する、
そして、最後にはクライン、シタオ本人こそも救われる。

トラン・アン・ユン監督の世界、
(これまでの作品を知らないが)
原色ではない美しさ、静寂の中の輝き、そんなものを感じた。

俳優陣といえば、

主役のジョシュ・ハートネット、
苦悩する姿を無理なくあますことなく自然体で演じる、そして、最大の魅力である仔犬のような瞳。

日本を代表するアイドル、木村拓哉、
日本で知らない人がいないほどのスター、そのスターがたしかにいつもと違う姿で現れた。
日本のドラマや映画で見せる決め台詞やたしかなポジションもないのに、存在感で圧倒した。
蛆虫との共演も白目を剥いた顔も彼の歴史に残る演技だとおもう。
36歳の実年齢で(撮影時は34かな?)あの少年のような姿、美しさは大したものだ。

そして、ビョンホン・リー、
私は彼に人一倍、甘く厳しい。
本作の彼の役ドンポは残虐無人の男と語られたが蓋を開けたら
苦悩に満ちた、ある意味、弱く切ない男だった。
もしかすると彼の追及するリアリティが今回から回りしたのかも知れないし、
ドンポの描き方(本来の姿)が中途半端だったのかもしれない。
残虐な面より潤んだ瞳、涙の方が印象深い。


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この辺からちょっと笑える?話を(ネタバレあり)

やたら男性の裸が多い本作、
ヒロインで監督の妻であるリリ(トラン・ヌー・イェン・ケー)は変な服ばっかり着てるが、
実際、胸もみせてない。
ドンポとのラブシーンも気づいてみれば服は脱いでないし、
そのかわりドンポはここで何故、脱いでる?って感じ^^;
(まぁ、美しいものは見せて良いんですけど)
クラインもいつもパンツ姿で、頭(顔)からだんだん降りていって裸の身体をなめるシーンがやたら多い、
身長189センチと長身のジョシュ、、どこまで胴ですか?って位、胴が長い(笑)
シタオ君も脱ぐには脱ぐんですが、ジョシュとビョンホンに比べればまさしく「少年」
リリと裸で抱き合って寝てても(リリは変な服着てる(くどいですか?))まったくいやらしくない。
リリはすごくいやらしい声出してるんだけどね(そんなシーンではありません)
あっ、いやらしい。で思い出した(笑)
リリが久しぶりに帰って来てドンポがどぎまぎ(オイ!)しながら、抱きに行くんだけど(なんと直接的!)
どぎまぎしながらも何気にドンポ親分、アキレス腱伸ばしますから(爆)←ここはポイントです。
スポーツ前ですか?って。ハハハッ


変な方向に長くなりそうだから、今日はこの辺で止めとく。
(後日、また喋っていいですか? 笑)
でも、ひとつだけ。
できればシタオ君、台詞無かった方が良かったかも?
クライマックスシーンであの発音はちょっと興ざめです。「ふぁーざー!!!」










試写会の日に書いた時、
ショーンもぜひ入れて、4人の美しい男。と思った。
今回もショーン(役名はメンジー 香港の刑事役)を気にしてみていた。
監督は最初はショーン・ユー(香港スター)もこの3人と並べてキャスティングしたんじゃなかろうか?
もっと、出番も多くて。
でも、知名度的に3人と並べるにはキャリアが薄く、実際アップを撮ってみたら若干見劣りしたんじゃなかろうか?
横顔アップがほんのちょっと3人より綺麗じゃない。(私の個人的な意見)
鼻が変なのかな????
この監督、アップ好き、横顔好きと思われるから。

で、中途半端なところで消した。

ドンポだってもっと彼のことに触れないと、リリへの執着も彼の見せる涙も深くならないし、
白い布を被せないと殴り殺せない彼の真髄、壁に打ち付ける犬への残虐さも迫力不足だった。

114分では描ききれないものが多い。

シタオ君と父親の関係(父親への想い)もしかり。

で、ショーンはカットされたのかな?

なのに、どうして、クラインに女を買わせたんだろう?
あの時、クラインのあの場面はどうして必要だったんだろう?

ドンポがリリを抱くシーンからの展開だったから、
男はどんな時もどんな精神状況でも女を抱くということ。だったの?
女を抱いても拭いきれない。と言いたかったの?
何か深い狙い(メッセージ)があったの?監督?


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昨夜と今朝、私の相互リンク先でもあるおととさんとmayuさんの所に行った。
二人ともレインのことを書いていて、途中まで読んで慌てて帰って来た。
自分が書いてから読まないと気持ちがめげて書けなくなる。
ブログをやっているのは文章を書くことが好きだから、
自分の思いを発信したいから。
でも、好きだからって別に上手いわけではない、ただの自己満足。
上手く書ければプロになれるわけで...
たまに本当に上手く面白い個人ブロガーさんがいる。
『あなた、本当はプロでしょ?仕事でしょう?』って思える人がいる、
後は「そうそう、私もそう言いたっかたの、書きたかったのよー」と思うことがある。
自分で上手に表現できないもどかしさと頭の悪さを痛感する。

by putti-0212 | 2009-06-10 16:42 | MOVIE